「横浜銀行を辞めたい」
「地銀の将来性に不安がある、ずっと勤めていて大丈夫なの?」
「実際に転職した人の話を聞いてみたい」
今回は、そんなあなたのためのインタビュー記事をご用意しました。
関東でも有数の有力地銀、横浜銀行に勤めたあと、約半年前にITエンジニアへ転職した伊藤さん(仮名)からいただいた体験談です。
伊藤さん プロフィール
・28歳 女性
・大学を卒業後、新卒で横浜銀行へ入行
・窓口や預かり資産販売を担当後、半年前に転職
・人から信頼されること、地域貢献できることが入社の理由
・コロナ禍の働き方で銀行に将来性はないと強く感じた
・総合職のノルマはかなりきつい
・横浜銀行を退職後、大手プログラミングスクールで学ぶ
・現在は大手IT企業の関連会社で働いており、リモートワークもできて満足
銀行を辞めようか悩んでいるあなたへ
適職診断は、もうやってみましたか?
AIがビッグデータに基づき3分であなたの「天職」を1位から10位まで診断してくれる 転職アプリ『VIEW』が便利!
あなたに本当に合った仕事の年収や企業名もわかります。
<この記事をまとめた人>
・年齢:30代後半 関西在住
・地元でリテール(個人営業)として奮闘中
・毎月1万人以上が訪問する転職メディアを運営
・200人以上の転職相談にのった経験アリ
もくじ
横浜銀行を辞めたい、入行した理由
様々な人に影響を与える職業に就きたい
就職活動中は主に金融関係に興味がありました。
約10年前、リーマンショックが起こりました。
その時に感じたことが一つの企業が破産をするだけで、世界中に多大な影響が出てしまうということ。
自分の活躍次第で地域や日本全体に影響を与えることが可能だと、興味と関心が出ました。
その中で銀行に勤めようと思ったのは、命に次に大切なお金を扱うことで人と人との信頼関係を築きたいと思ったためでもあります。
地銀はお客様との距離が近い
私の働きたい志望動機が人と人との信頼構築でしたので働いてみてその希望が叶いました。
横浜銀行の場合は地域密着型の銀行なのでお客様や市民の生の声を聞きやすい現場だったなと思います。
それゆえに、地域レベルで経済を自分たちが支えているんだと強い社会貢献を感じていましたので、働きがいはありました。
質問しやすい職場環境だった
職員の年齢構成は、若いというよりかは年配よりのイメージがあります。
実際、私が務めた支店も年配の方が多く、色々悩みや仕事のことを聞ける職場環境でしたのでそういった点も満足しています。
横浜銀行を辞めたい、メインの理由
コロナで一気に不安が加速した
私が銀行で働いてみて合わないと感じた点は4つあります。
1.コロナによって合併や縮小、社員の解雇が始まっている
2.コロナ感染のリスクがあり、望んでいたことではない
3.志望動機の部分が薄れてきている
4.コロナの収束の先行きが見えない
今のこの世の中は横浜はもとより日本全体が経済状況がよくありません。
結果、地域密着型の銀行は合併や縮小をし始め、社員の解雇が今後増えると感じます。
行員の出向が増えてきて実質解雇になってきている事例もあります。
自分のやりたいことができなくなった
特に窓口の業務はコロナ感染のリスクもありますので合わないと感じました。
月に何回か必ず足を運んでくれていたお客様も次第に見られなくなり、コロナによる影響で、どんどん窓口離れが進んでしまい職場も閑散としてきました。
私が働いていて好きだった「人と人との信頼構築」の部分がどんどん薄れてきて、今後のコロナ収束もいつになるのかわからない状況なので銀行は合わないと感じていました。
横浜銀行のノルマはキツい
特に総合職男性のノルマはヤバい
特に総合職の男性の方には、風当たりはきつかったと感じています。
営業ノルマをこなすために、上司や本部からの圧力が強いです。
地域密着型の金融機関ですが、給料をもらう以上ある程度の成果を挙げなければいけません。
そのためノルマがあるのは仕方のないことだとは感じています。
しかし、そのノルマ達成の為に各渉外担当者に過剰に圧力をかけることが多いように感じます。
目標ができないと、パワハラまがいの吊し上げ
具体的には、月曜日の朝に必ずミーティングがあり、目標の進捗と今後の見込みをメンバーの前で発表させられます。
できてないと、上司から容赦なく吊し上げにあいます。
まさしく、パワハラですね。
「今日は達成するまで帰ってくるな!」という怒号を聞いたこともあります。(涙
横浜銀行を辞めたい、将来性に不安
業界的にも不安しかない
横浜銀行の将来性については不安しかありませんでした。
大手銀行さえも厳しい状況だと思いますし、なおさら私が勤めていた銀行みたいに地域密着型のタイプはさらに厳しい状況となってました。
日本のこの厳しい状況は、今後もさらに続くのは分かりきっています。銀行の将来は不安しかありません。
今後さらにリストラは進む
余談ですがペーパーレス化が進んでいる中、ヒューマンレス化というのも今後進んでいく可能性があるのでは?とも危惧しております。
地域密着型で社会貢献をしていると嬉しい気持ちで働いていましたが今はそれが逆転している状況です。
人と人が交わる事が現代、非常に危険な事になっております。
対人仕事をするこの業界は将来性に欠けると感じています。
参考:横浜銀行公式サイト
横浜銀行を辞めたい、女性は活躍できるのか?
女性が活躍できる職種もある
この銀行は女性の方が活躍できています。
具体的には
・サービス案内
・窓口
上記二つの対応は、ほとんどが女性に割り当てられており、女性の柔らかさや言葉遣いのよさなど活躍できる職場です。
また、女性特有の育休/産休なども取りやすいですし、急な用事ごとでの休暇も比較的取りやすい現場だったと思います。
女性に対するフォローに力を入れている
取引先を見渡してみても、各企業とも、女性に対するフォローや福利厚生は良くなってきていると感じます。
私のいた横浜銀行もそういったフォロー体制には力を入れていましたので、女性は働きやすい環境だったのではないかと思っております。
また私は上司は年配の女性でしたので、自分が仕事で分からない所などを
親切丁寧に教えてももらえましたので感謝しています。
女性は平和的に育ちやすい環境だったと思います。
前述したように男性の総合職への風当たりはかなりキツかったですね。
横浜銀行を辞めたい、どんな転職先があるの?
銀行からの転職先について考えられることとしましては、まず年代によって変わってくるかと思います。
20代の元銀行員であれば、新卒に近い第二新卒枠として、どこにでも採用されやすいのではないでしょうか。
銀行員という肩書きも真面目な印象を受けますし、私が面接官だとしたら好印象を受けると思います。
事実、私の知り合いは不動産業界に転職を決めましたが、面接ではかなり好感触を得たと言っておりました。
また転職で人気なのは先ほど申し上げた不動産業界/コンサルティング系の業界もいいと思います。
少し脱線はしますが、今後の日本を考えると、IT系やWeb 業界などのスキル系業界も道としてはあるかと思います。
そもそも真面目な性格の方が多い銀行員ですので
今後ニーズの多い業界にどんどんチャレンジしていくのがベターかと思います。
横浜銀行からITエンジニアに転職した方法
リモートワークできるのは最高
色々と調べた結果、
・今後も伸びしろがある業界
・手に職をつけることができる
・子育て中もリモートワーク可
の観点から、ITエンジニアを志望しました。
現在では大手IT企業の関連会社に入社し、OJTを繰り返しながら、取引先のシステム開発チームに所属して、コード作業をする毎日です。
週3くらいでリモートワークもできるので、ほんと願いが叶いました。
満員電車に乗らなくていいので、リモートワーク最高!
プログラミングスクールでスキルを身につける
・300万円以上貯金があった
・銀行を辞める意志は固かった
・今後ITは伸びるだろうと、ある程度の勝算があった
こともあり、辞めてからプログラミングを学びました。
親を説得するのに少し苦労しましたね(苦笑)。
独学だと挫折してしまうと思ったので、「DMM WEBキャンプ」 に申込みをしました。
私の時はコロナ真っ盛りだったので、ほとんどオンライン講義でしたが、納得のいくまで質問することができたので、満足しています。
実際に利用した転職サービス
DMM WEBキャンプ
「未経験からのエンジニア転職」のキャッチコピーの通り、カリキュラムが充実しています。
厚生労働省の訓練給付金の対象なので、実質20万円以下の負担で約4ヶ月間みっちりと受講できます。
IT業界にあまり馴染みがなかったのですが、業界の知識や職務経歴書の添削も丁寧にやっていただきました。
まずは無料のオンラインカウンセリングに参加してみるといいと思います。
私はエンジニアに転職する上でわからないことをノートにまとめて、かなり質問しまくりました。
参加したからといって、銀行の窓口のようにお願いセールスされることはありませんでしたよ(笑)
\未経験からエンジニアへ/
リクルートエージェント
業界No1の求人数がある、とのことで知名度も高いですし、在職中から登録していました。
担当者が若干ガツガツしてましたが、そこは銀行で培った交渉力があれば充分に受け流せると思います。
自分の希望を第一に伝えたら、きちんと合う企業を提案してくれました。
公開されてない求人もたくさんあるので、おすすめです。
\土日やオンライン面談もOK!/
今後ますますのご活躍を祈念しております。