「銀行員から転職を考えているけど、自己PRってどのように書いたらいいの?」
「採用担当者に刺さる、上手なアピールポイントを知りたい」
「いや、もちろん丸々コピペはしないけど、参考となる先輩の文章があれば教えて欲しい」
そんなあなたのための記事を書きました。
・年齢:30代後半 関西在住
・地元でリテール(個人営業)として奮闘中
・毎月1万人以上が訪問する転職メディアを運営
・200人以上の転職相談にのった経験アリ
転職活動をする際に、職務経歴書の「自己PR」の欄は避けては通れない項目です。
また、面接でも核となる重要な質問です。
そこで、この記事では
をノウハウ出し惜しみなく、記述しました!
また、銀行員を経験することで得られる「強み」についてはこちらの記事にガッツリ書いてあります。↓
本記事を最後まで読めば、面接通過率が上がる効果的な自己PRの書き方がわかりますよ。
必ずや、あなたのいい仕事探しにつなげてください。
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もくじ
銀行員が転職で自己PRを職務経歴書に記入する際の注意点
自分の経験を棚卸しする
まずは、
・自分が今まで勤務先でどのような仕事をしてきたのか
・具体的にどのような実績を挙げたのか
入社してからの分を全て書き出していきます。
数字を覚えている分は、数字もきちんと書き出しておきましょう。
記憶があいまいな部分は、面接でボロが出ない程度に多少盛っておいてもOKです。(小声)
第二新卒(概ね27歳くらいまで)の場合は、学生時代にチカラを入れたことを聞かれる場合もあります。
合わせてピックアップしておきましょう。
自己分析をしっかりと行う
いきなり、職務経歴書や自己PR欄から書こうと思うと失敗します。
上手く自分をPRできない、自分にどんな強みがあるのかわからない、人はそもそも自己分析が甘い場合があります。
「自己分析」は、転職先選び、自己PR、面接対策などの転職活動の根幹となる大切なものです。
学生の時にやったよ、という人も社会人経験を踏まえて、自分の「軸」は変わっていく場合がほとんど。
効果的に自己分析を行うには、
- 自分の叶えたい夢、大事にしている価値観などをひたすらノートにまとめてみる
- 親しい友人、信頼できる知人に自分の普段の評価を聞いてみる
- 転職サイトなどの診断ツールを使う
などの方法があります。
土台が揺らいでしまうと、今後の転職活動にも影響を与えてしまうので、手を抜かないようにしましょう。
●診断ツールは下記の記事で紹介している
まだの人はぜひ登録しておくことをおすすめします。
なるべく数字で語る
「〇〇という業務を頑張りました」
「資格取得のため、一生懸命勉強しました」
という表現を使いたくなりますが、上記は主観的なものであり、客観性がありません。
採用担当者や面接官も「この人どれくらい頑張ったのかな?」「本当にウチの会社で活躍できるのかな?」と具体的なイメージが湧きません。
より、わかりやすく、あなたの魅力をアピールするにはどうするか?
それは、「数字」を入れることです。
営業担当ならば問題ないのですが、
テラーや内勤の人でもクレジットカードや投資信託の見込み客など、目標数字を持つ場合もありますよね。
「達成するためにどのような点を工夫したのか」、「どう改善していったのか」を踏まえ、堂々とPRしましょう。
後方事務の担当や本部勤務の場合も、何か数字に置き換えられないかな、と探してみてください。
<後方事務の場合>
・今までに〇〇件、延べ〇〇億円の融資案件に携わった
・〇〇という業務を前年度比で△△%効率化、削減した
・〇〇人のパートさんや後輩指導を行った
<本部の場合>
・今までに50店舗の営業店に〇〇という支援をした
・主催した研修アンケートの評価点が◯点中◯点だった
・前年度〇〇だったものを△△%改善した
など、なるべく数字に置き換えて語るようにしましょう。
数字により、あなたの強みはさらに具体的なものになります。
社会人基礎力に当てはめて考える
「実績は思い浮かんだけど、適切な表現が見当たらない」
「たくさん書き出してみたけど、どの自己PRを推すべきかわからない」
「異業種へ転職したいけど、何をPRしたらいいの?」
という場合は、経済産業省が発信している、「社会人基礎力」の「12の能力要素」を参考にするやり方もあります。
12の能力要素は以下の通りです。
<前に踏み出すチカラ>
- 主体性
- 働きかけ力
- 実行力
<考え抜くチカラ>
- 課題発見力
- 計画力
- 想像力
<チームで働くチカラ>
- 発信力
- 傾聴力
- 柔軟性
- 状況把握力
- 規律性
- ストレスコントロール力
出典:経済産業省ホームページ「人生100年時代の社会人基礎力
コミュニケーション能力はあいまい表現
新卒就活での自己PRで「コミュニケーション能力があります!」で乗り切った人はいないでしょうか?
学生時代ならまだ許されますが、転職活動で「コミュ力」だけで押してしまうと、採用担当者にも抽象的すぎて伝わらず、タダの痛い人になってしまいます。
ここでも、上記の「12の能力要素」が役に立ちます。
コミュニケーションって様々な要素から成り立っていますよね。
例えば、
- 傾聴力…顧客が語る断片的な情報からニーズを正確に引き出すチカラ
- 発信力…リーダーシップ、チームをまとめるチカラ
- 状況把握力…今の置かれた状況を適切にとらえ、顧客やチームに提案するチカラ
とたくさんの要素があります。
コミュニケーション能力というあいまい表現は使わずに、あなたはコミュニケーションのうち特にどの分野が優れているのか?
どのような工夫をしてきたのか?
具体的なエピソードを交えながら深堀りしてPRしましょう。
銀行員が転職する際の自己PR、ストレスコントロール力
銀行で自然と身につくストレス耐性
銀行員は毎日のように多くのストレスにさらされています。
・毎月課せられる数多くのノルマ
・体育会系の厳しい上下関係に耐える
・業務時間外には飲み会や行事に半強制的に参加させられる日々
ストレスと上手に付き合あえる人や、ストレスをうまく成長につなげられる人材はどの企業でも求められます。
マイナス部分を上手に言い換えて、アピールしましょう。
ストレスを成長につなげた例
営業担当として様々な項目のノルマが課されていましたが、配属当初は未達成となる月の連続で、上司から叱責を受ける日々でした。
辛いと感じる時期もありましたが、銀行で生き残るには、自分の力不足を認めて成長する他ないと前向きに考えました。
そこから、業務時間外には毎日1時間以上金融知識の勉強を行い、分からない点は上司や先輩に積極的に質問するようにしました。
やがて上司に気にかけて貰えるようになり、直々に営業手法のアドバイスを頂くなど状況が好転しました。
その結果、徐々に営業成績が向上し、配属×年目で(営業担当◯人中)支店ナンバーワンの営業成績を獲得することが出来ました。
どのような仕事も諦めずに、与えられた環境をポジティブに捉えることで、業務は円滑になり自己成長にも繋がるということを学びました。
貴社においても、銀行で培った精神力を活かして、様々な業務に積極的にチャレンジしていきたいです。
銀行を辞めたい理由は色々とあるでしょうが、ポジティブに言い換えられるようにしましょう。
銀行員が転職する際の自己PR、スケジュール管理能力
信用第一の銀行員ならではの能力
銀行の仕事には、定期預金や保険や投資信託の処理日、融資の返済期限など、あらゆる業務に明確な期日が存在します。
一日でも過ぎれば顧客に迷惑をかけることになり、手形決済日に至っては取引先企業の存続にも関わります。
・優先度の高い案件はどれか
・それぞれの案件を処理するのにどれくらい時間がかかりそうか
などを整理する能力が必要とされているのです。
仕事に余裕をもって取り掛かり、期日を必ず守る。
社会人としては当たり前なのかもしれませんが、徹底できる人は意外と多くありません。
スケジュール管理能力をアピールした例
常に自分のタスクの全容を把握し、優先条件をつけて業務にあたりました。
エクセルでタスク管理し、早めに動くべき案件、時間がかかりそうな案件などを把握し、余裕をもったスケジュールで業務に取り組みました。
ある建設会社において、融資金の返済財源である工事代金の入金が遅れる見通しであることが判明したことがありました。
ヒアリングを早めに行ったことから、前後策の提案と、メリット・デメリット等についてじっくりと説明することが出来ました。
結果、経営者自身に納得のいく決断をしていただき、感謝の言葉をいただきました。
余裕をもって案件管理をすることで、不足の事態にも対処でき、結果として信頼関係の構築に繋がるということを学びました。
営業担当として通算××件の案件を担当していますが、期日が遅れたことは一度もありません。
貴社においても、余裕をもったスケジュールでスムーズに業務を行い、信頼される担当者になりたいと考えております。
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銀行員が転職する際の自己PR、勤勉性
銀行員は実に1年目から様々な資格取得が必須です。
元々真面目で勤勉な人が多い業界ですし、行内でも資格を推奨されるので、同僚と切磋琢磨しながら自己研鑽に励んだ人も多いことでしょう。
残念ながら銀行業務検定は他業種へ転職する際はほぼ役に立ちません。
しかし、簿記やFP、宅建士、証券外務員、などメジャーでかつお金の知識が豊富だとみなされる資格も存在します。
学び続けられる人材は重宝される
単なる資格取得だけでなく、日々の情報収集の様子や、どのような目標を立てながら仕事と両立して勉強できたかをPRしましょう。
先の見通しが効かない世の中ですので、何でも人に頼るよりも、新しいことを自走しながら学んでいける姿勢はどの業界にいっても必要とされます。
何歳になっても、新しいことを学べる人材は貴重なのです。
資格取得への姿勢をPRした例
自己研鑽に努め、常に向上心をもって仕事に取り組みました。
銀行業務は専門性が高く、業務上取得が必須である資格の他、様々な知識が必要です。
毎朝早起きして日経新聞のチェックを欠かさず行い、世の中の動向を把握してから出社する日々を継続しています。
日頃の業務においても、自分に不足している能力や深めたい知識は何かを意識しています。
そして、コミュニケーション力や提案力を高めるため、ビジネス書の読込みや資格取得の勉強をしようと決めました。
現在、通勤時間はビジネス書を読む時間に充て、帰宅前や休日には図書館に立ち寄り、資格取得の勉強に励む日々を続けております。
その結果、入行以降に読んだビジネス書は××冊以上となり、簿記×級やFP×級、宅地建物取引士の資格を取得しました。
現在は、中小企業診断士の取得に向け勉強中です。
貴社においてもこの勤勉性を活かし、目的をもって努力を続けることで、さらなる自己成長と早期戦力化を実現したいです。
銀行員が転職する際の自己PR、テラー(窓口)
多くの銀行員が一度は経験する職種ですが、内容として奥が深い仕事です。
優秀なテラーはお客様からファンができるほど、替えが効かない人材となれます。
「現金その場限り」の言葉がある通り、ミスは許されず、時にはクレーム処理なども業務内容に入ってきます。
テラーの仕事の中で、あなたの体験した具体的なエピソードを交えながら、
- 傾聴力
- 柔軟性
- 状況把握能力
などをPRしていきましょう。
相手の立場に応じた接客を心がけた例
支店の顔として、空気を読み相手の立場を考えて会話することに努めました。
毎日様々な年齢層の顧客と話し、銀行のイメージを印象付ける立場であることを自覚し、丁寧な言葉遣いとマナーを習得するため秘書検定×級を取得しました。
接客の際には、お客様が求めているサービスは何か、至急の依頼なのか等について聞き取りし、要望を的確に把握するよう努めました。
そうした要望を汲み取るため、銀行業務検定の受験や毎日の日経新聞のチェックなど自己研鑽も行いました。
至急対応をする際には、「至急」付箋を貼り付け後方事務に回すことで、他の事務処理に埋もれてしまわないような工夫も行いました。
結果、「丁寧な対応をしてくれてありがとう」や「またあなたに対応してほしい」という言葉をかけていただけるようになりました。
貴社においても、相手の立場を考え的確なサービスを提供することにより、信頼関係の醸成に貢献していきたいです。
アンケートや覆面調査があった場合は、評価が◯◯点でした。
地区内のロープレ大会で優秀賞(◯◯人中◯位)など、数字を入れるとさらによいですね!
業務の効率化や業績への貢献をPRした例
窓口には毎日多数の顧客が来店され、預金払出しや税金等の支払、各種届出の処理などの処理を行います。
そのなかで、決められた作業をただこなすのではなく、事務効率化や業績貢献の観点を持ちながら、様々な工夫を行ってきました。
お客様に事前に必要書類の準備をお願いするよう案内したり、ATMで処理できる振込を 案内したりすることで、お客さまの平均待ち時間が1年前15分だったものが半分以下の7分に改善しました。
通帳の動きをみて資産運用のニーズを汲み取り案内するために、FP×級の資格を取得し、実際に自分でも資産運用を始めるなどして知識を習得しました。
企業の経理担当との雑談の中から、営業用車両の買い替えニーズがあることを聞き、営業担当と連携することで、融資案件の獲得に繋げた実績もあります。
自分で考え行動する力を発揮し、貴社においても積極的に様々な業務に挑戦していきたいです。
テラーであっても、クレジットカードや投資信託のトスアップなど目標を掲げている店が多いので、その場合は実績や工夫したことなどもぜひPRしましょう。
事務の効率化や収益へ貢献できるチカラはどの企業へいっても重宝されます。
経験豊富なキャリアスタッフがあなたの味方になってくれます。
あなたの本来の強みが発揮され、理想の仕事探しにつなげることができますよ。
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銀行員が転職する際の自己PR、後方事務
後方事務の仕事範囲は広い
電話応対から、窓口のヘルプ、営業担当の持ち帰り処理、時にはテレアポ、など業務内容は多岐に渡ります。
コミュニケーション力のうち、テラーと役席、お客さんと営業担当との間、など調整能力もPRできます。
後輩やパートさんに指導した経験があれば、そちらも記入しましょう。
人を育てることができる人材は重宝されます。
後方事務の仕事もなるべく数字に置き換えてPRする
直接数字で語るのは難しい職種でもありますが、
・事務量の削減(1年で◯%削減 など)
・労働時間の効率化(課内の残業時間を◯時間削減 など)
数字で置き換えられる項目も探せば見つかります。
あなたの魅力と合わせて、ぜひエピソードを交えて語ってください。
正確かつ迅速な仕事をきちんとこなした例
膨大な仕事量に対して、迅速かつ正確に仕事をするよう努めてきました。
私の業務は、窓口で受け付けた入出金・振込の処理、申請書類のチェックなど、限られた時間のなかで確実に処理する必要があります。
そのため、いかにミスを少なくするか、効率よく仕事をするかに注力してきました。
例えば、よく処理する事務のチェックシート作成、使用頻度の高い処理コードの一覧表を 机に貼り付ける等の工夫を行いました。
また、テラーから後方事務、検印者までの導線が最短距離になるよう店内レイアウトの見直しを提案し、採用されました。
営業担当との連携も密に行い、至急対応を要する処理がないか、毎朝のミーティングで確認を行うようにしていました。
お客様の大切なお金を取り扱うという責任感を持って、様々な工夫と周りとの連携を行い、後方から支店を支えてきました。
貴社においてもこの経験を活かし、正確かつ円滑な業務遂行に貢献したいです。
危機管理能力をアピールした例
銀行での業務を通じてリスクマネジメント能力を身につけました。
後方事務の仕事において、テラーや営業担当が受け付けた様々な伝票の処置や申請書類をチェックする役割を担いました。
信用第一の銀行において、出入金や振込手続きの間違いは信用失墜に直結してしまうので、間違いが許されない責任ある仕事です。
行内規程の読み込みによるコンプライアンス意識の徹底、マネーロンダリングや振り込め詐欺などの疑いがないかのチェックは欠かさずに行いました。
また、頻度の低い不慣れな事務作業が発生した際には、必ずマニュアル化を行い、次回以降の手続きが迅速かつ正確に行えるようにしました。
万が一事務処理にミスがあった際には、ミスが起きた原因などについて、店内研修を行うことで情報を共有し、再発防止に努めました。
貴社においても、自分の業務一つひとつが企業の信頼構築につながるという責任感をもって、業務にあたりたいと考えています。
銀行員が転職する際の自己PR、個人営業(リテール)
リテールで得た人間力や提案力をPR
ネット銀行やネット証券にとって変わられる、などと揶揄される銀行のリテール部門ですが、
まだまだ金融商品を対面販売でじっくりと検討して購入したいという顧客は多く、培った経験をPRできます。
個人営業は数をこなす中で、あなたの人間力や提案力を気に入っていただけるかが勝負。
どのような工夫をしたかを交えて、それが次の会社でどのように役立てるかを考えながらアピールしていきましょう。
相手に適した金融商品を提案してきた例
相手の立場に立って物事を考え、適した提案をするように努めてきました。
各種ローン商品や投資信託などの金融商品を提案し、お客様のライフプランを実現するお手伝いをしてきました。
家族構成、収支状況などから「自分がこのお客様の立場であればどういう商品に関心があるだろう」という目線で商品提案を行いました。
説明する際にも、お客様の金融リテラシーに合わせて、難しい用語を簡潔に表現し、確実に理解していただくようにしました。
また、的確な提案をするには、幅広い金融知識と、様々なトレンドの把握が必要です。
そのため、FPなどの資格取得、新聞や経済紙の読み込みなどによる自己研鑽も欠かさないようにしました。
結果、お客様から「あなたに担当して貰えたから契約した」などの言葉を頂くことが出来るようになりました。
ニーズを汲み取り的確に提案する能力を活かし、貴社の販売部門においても貢献できるものと考えております。
粘り強く挑戦する能力をPRした例
諦めずに粘り強くチャレンジする精神力があります。
金融商品の販売担当として、様々なお客様の自宅を飛び込み営業していました。
初めての訪問時は嫌な顔をされることが大半で、門前払いになることもあります。
そのため、商品ではなく自分自身を売り込むという気持ちで望んでいました。
玄関先の世間話を記録し、次回の話題に出すことでお客様への関心を強調したり、資料を分かりやすく自作して渡したりするなど努力を重ねました。
自分という人間が評価されることで、お客様との距離が徐々に縮まります。
信頼関係を構築したうえ、それまでのヒアリング結果に基づき提案すれば、成約率が高まるということを実感しました。
リピーターとなってくれる顧客も増え、月間で行内最多の契約件数(◯◯人中)を獲得するなど実績を構築できました。
貴社においても、粘り強く挑戦できる精神力を活かし、困難なことにも積極的に挑戦していきたいと考えております。
個人営業(リテール)からの主な転職先やアピールポイントはこちらの記事でさらに詳しく触れています。
一緒に、頑張っていきましょう!
銀行員が転職する際の自己PR、法人営業
法人営業で得られる経験は貴重
営業店の花形、ともいえるポジションで、扱う数字の額も大きくプレッシャーもかかります。
その分、企業の決算書や収益力を読み取るチカラなど得られるものも多いです。
経営者は意思決定権者と若いうちから出会えるので、駆け引きや交渉力も磨かれます。
様々な業界を見てきているので、広くビジネス全般の知識が身につきますね。
ニーズを引き出すチカラをPRした例
毎日の営業訪問のなかで、会話の中から需要を見つけ出す力を養いました。
面談前には、入念な事前準備により企業の抱える課題について仮説を立て、独自のヒアリングシートを作成し臨んでいました。
ある病院の例では、決算書分析や営業所訪問から設備更新のニーズがあることを察知し、経営者に質問したところ、実際に更新を検討していることが分かりました。
いち早くニーズを察知し、他行よりも先に提案が出来たことにより、大型の融資案件獲得につながりました。
行内においても、決裁者からの質問を想定しあらかじめ回答を用意することで迅速な融資実行に努め、顧客からの高い評価をいただきました。
目的を持った会話をすることで需要を掘り起こし、結果として×年連続で目標数字120%以上の営業成績を残すことが出来ました。
貴社においても、的確なヒアリングからニーズを引き出し、事業拡大に貢献したいと考えております。
企業への目利き力をPRした例
法人担当として、通算××社の企業の融資案件に携わってきました。
関わった企業は全て事務所や工場を訪問し、商品の特色や製造工程を実際に見て学びました。
また、取引企業の信用格付け作業にも携わり、年間××社の企業の決算書に目を通すことで、業界ごとの財務内容の特色も把握しました。
新聞や経済紙などを活用し世の中の動向に敏感になることで、数多くの経営者と対話できる力も習得し、人脈を構築しました。
これらの経験を活かし、約××件のビジネスマッチング実績もあります。
飲食業者に安価な仕入業者を引き合わせたり、個人のお客様に対してリフォーム業者を紹介したりするなど、事業拡大や改善に貢献してきました。
これらの経験を通じて、世の中の需要を見つけ出し、提案できる能力を養いました。
新規先開拓や新商品開発の分野で貢献出来るものと考えて、貴社を志望いたしました。
メガバンクや地方銀行からの転職先やキャリア選択については、こちらの記事でさらに詳しく触れています。
実際に転職した人の体験談にも触れています。
ぜひ、参考にしてみてください。
銀行員が転職する際の自己PR、本部
本部も実績をなるべく数値化しよう
直接営業成績を語れるポジションではありませんが、より広い視野で経営に携われた経験は企業でもアピールできます。
こちらも研修の実績や、サポートした支店の成功実績があれば、数字に置き換えていきましょう。
またPCスキルに詳しいことや、ITの導入事例などがあれば、積極的にアピールしていくと転職先からの評価も得やすくなります。
きめ細かなサポートにより営業店の実績が上がったことをPRした例
きめ細かな情報収集と、ニーズに合致した内容を提供することに努めました。
本部業務において、支店への様々な情報発信、業務効率化などを行いました。
様々な統計情報、営業店への聞き取り、世の中の動向など様々な角度から需要動向を分析し、支店に毎週レポートを発信していました。
営業店の意欲向上に資するため、業績好調店舗の好事例紹介、営業スキル向上のための研修を年10回以上開催しました。
事務効率化業務においても、営業店の意見吸い上げを大切にしていました。
煩雑であった契約業務を改善してほしいとの声が多く聞かれたことから、タブレット端末導入による事務作業一元化などの実績をあげました。
実際の声を聞き、必要とされるサポートを続けた結果、管轄グループの全支店の数値目標に貢献することができました。
今後も、エンドユーザーであるお客様の目線を持ち続け、世の中に求められるサービスを 提供していきたいと考えております。
経営計画の策定をPRした例
本部において、銀行全体の経営計画策定業務に携わりました。
課題の抽出にあたっては、世の中の動向からくる外的要因と、銀行内部の業務体質からくる内的要因を複合的に考えるようにしました。
実際の計画では、競合激化やマイナス金利化による利ざやの減少が課題と考え、融資以上の付加価値を提供する取組みが必要であると考えました。
解決策を検討するにあたっては、支店や関係部署との連携を密にし、実現可能な案を構築することに努めました。
結果として、ビジネスマッチング支援の専門チームの創設、経営支援に関する関係団体との連携協定などの計画案を立案し、採用されました。
この経験を通じて、常に問題意識を持つこと、周囲の人の意見も取り入れつつ解決策を考えることの大切さを学びました。
貴社においても課題解決力を発揮し、事業拡大に貢献していきたいと考えております。
経営層で近いところで仕事をしていた場合は、情報分析力や調整能力を十分に活かせるマーケターなどの職種として転職するのもアリですね。
銀行から転職する際の自己PRを磨く、おすすめのサービス
それでも、自己PRが上手に書けない。というあなたへ。
無料で使える転職サービスで、自分の自己PRをブラッシュアップできます。
特に「ミイダス」のツールは他で同等のものを申し込むと1万円以上するものが、無料で使えるのでおトク。
また実際にキャリアアドバイザーへ相談することでそもそも転職すべきか、自分のアピールポイントは? など具体的なアドバイスを得ることができます。
ミイダス
自分の市場価値(適性年収)が5分でわかる!のがウリ。
登録すると、自分に興味をもってくれた企業からオファーメールが届きます。
また、自分の強みや向いている仕事がわかる「コンピテンシー診断」がかなり使えます。
15分くらい時間はかかりますが、転職を志す人はぜひ診断してみると良いでしょう。
志望理由や面接のネタにも使えますよ。
リクルートエージェント
業界No1の求人数がある、とのことで知名度も高いです。
登録すると一人一人にキャリアスタッフがついて、そもそも転職すべきか?、どんな求人があるのか?、職務経歴書の添削、など親身にサポートしてくれます。
担当者が若干ガツガツしている場合があるのですが、そこは銀行で培った交渉力があれば充分に受け流せます。
自分の希望を第一に伝えたら、きちんと合う企業を提案してくれますよ。
公開されてない求人もたくさんあるので、おすすめです。
ウズキャリ
第二新卒(おおむね勤続3年未満)に特化した転職サポート。
職歴が短いけど、専門性がないけど転職できるの?
それとももう少し続けた方がいい?
キャリアスタッフも第二新卒転活を経験した人が多く、寄り添ったサポートに定評があります。
もちろん、相談してじっくり考えた上で、実際に転職しなくてもOk!
オンラインで気軽に相談ができます。