「千葉興業銀行に勤めているけど、もう辞めたい」
「男社会の企業体質が嫌だな」
「毎日同じことの繰り返しでマンネリ化してきた」
今回は、そんなあなたのためのインタビュー記事をご用意しました。
関東の優良地銀のひとつ、千葉興業銀行に現在もお勤めの里見さん(仮名)からいただいた体験談です。
里見さん プロフィール
・27歳 女性
・大学を卒業後、新卒で千葉興業銀行へ入行
・テラー、融資審査などを担当中
・女性はなかなか出世できない男社会
・環境や業務が変わらずモチベーションを保つのが難しい
・行内の人間関係は結構ドライ
・古い体質に嫌気がさして転職する若手も多い
銀行の古い体質に嫌気がさしている人は、共感できるポイントがたくさんありますよ。
最後までお読みいただければ、地銀を取り巻く「今」がわかって、あなたの進むべき道が見えてきます。
<この記事をまとめた人>
・年齢:30代後半 関西在住
・地元でリテール(個人営業)として奮闘中
・毎月1万人以上が訪問する転職メディアを運営
・200人以上の転職相談にのった経験アリ
もくじ
千葉興業銀行を辞めたい、入行した理由
安定しているので銀行を選択
自宅から通える転勤のない仕事を探していました。
その中でも銀行は
・安定していること
・地域社会に貢献できること
・困っている人をサポートできること
この3点が揃い、魅力を感じました。
またバックヤードでの事務仕事を希望していたことから、銀行はぴったりだと思いました。
仕事の休みは取りやすい
仕事は落ち着いて取り組むことができ、安定しています。
福利厚生もしっかりしています。
土・日、祝日はきっちり休みを取ることができます。
残業になることはほとんどなく、プライベートのスケジュールも立てやすいです。
地方銀行は地域貢献できる
ちば興銀は、「お客様の役に立つこと」を主軸に業務が進められています。
そのため、地域や社会、困っている人に貢献できる機会が多いです。
身近な地域と細やかなやりとりができる点が、メガバンクにはない良さだと感じています。
周りの従業員も真面目な方が多く、総合的に働きやすいです。
千葉興業銀行を辞めたい、メインの理由
女性行員の給料が少ない
給料の少なさに不満があります。
特に女性の給料が上がりづらいです。
仕事内容は男女で差はなくても、お給料には差があります。
「女性はサポート」といったずっと昔の給与体系を引きずっていると思います。
行内は男性優位社会でやばい
昇級に関しても女性はなかなか役席につけません。
一昔前の男性優位社会を体現している感じで、居心地が悪く感じることもあります。
行内では「新しい取り組みを」とか言っているのに不思議です。
ちば興銀だけではないと思いますが、さっさと見直して欲しいところです。
業務は同じことの繰り返しでマンネリ化
ずっと同じ環境、ルーティーンでモチベーションを上げづらいという欠点もあります。
仕事はいつも同じ時間に始まり、大抵は同じ時間に帰ります。
仕事は慣れるまでは大変ですが、慣れて仕舞えば大したことありません。
環境が変わらないと、勤務時間が長く感じます。
人間関係も個人的には苦手な人がいますが、メンバーがガラっと変わることはないので、どうしようもないです。
千葉興業銀行を辞めたい、ノルマがきつい
ノルマは全行員に割り振られる
基本的にノルマが各個人に割り振られます。
ある程度は個人で裁量を与えられるので、そつなくこなせれば無理のない範囲でスケジュールを組むことができます。
そのため、残業することはほとんどありません。
むしろ残業が多いと上司に注意されます。
環境としては悪くないと思います。
パワハラは上司ガチャによる
残念ながら、パワハラにあうかは配属先の運しだいです。
上司からのパワハラについては、ほんと部署によります。
営業職をしている同期は、上司からネチネチと詰められ辛そうでした。
結局、メンタルを病んでしまい休職していました。
私のいる支店では、幸いなことに特にパワハラだと感じることはありません。
上司はよい方なので、むしろ気にかけてくれ、優しいです。
行員間の人間関係はけっこうドライ
行員との人間関係はいたって普通です。
特に嫌いな人もいなければ、好きな人もいません。
特別仲良くする感じはなく、仕事場の人間、という感じです。
仕事のことで話すこともあれば、コミュニケーションの一環としてたわいのないことを話すこともあります。
仕事に関してはそこまでアツい人はあまり見かけません。
淡々とした感じです。
千葉興業銀行を辞めたい、将来性
他の地銀に客をとられている
千葉県は、千葉銀行、京葉銀行があり、ちば興銀は残念ながら3番手です。
地元の大きい企業はどうしても、前述の2つの銀行をメインに取引しています。
ちば興銀は取引先に対して、「きめ細やかな対応が売り」とアピールしていますが、逆にいうと手間をかけないと差別化ができないのかなと思います。
行内に新しい風が吹かない
ちば興銀の将来性はあまり期待できないです。
・古い体制を今も引きずっているところ
・しかも改善する気がないところ
このことが企業の成長を妨げています。
行内に新しい風が吹かず、あちこちがサビてるような感じがあります。
規模感や収益力、など伸びていくような予測も立たないです。
みんな不安なのに変えようとしない
今は変化の激しい時代で、どんどん新しいテクノロジーの進化が進んでいます。
その中で、変わらないのは相当なリスクです。
古いやり方を、どこかでみんな「これでいいのか?」と疑問に思いながらも、具体的な行動に移さずにそのまま続けている感じがあります。
行員ひとりひとりは変えていく方がいいとは思っています。
ただ、会社全体を変えるような動きになってないのが歯がゆいです。
参考:千葉興業銀行公式サイト
千葉興業銀行を辞めたい、どんな転職先があるの?
若手の転職は多い
将来性への不安から、若手で転職する人は多いです。
業種としては、IT企業や人材サービス業界、教育業界などへの転職を耳にします。
銀行の手数料ビジネスに嫌気がさして、時代にあったビジネスモデルを採用している会社への転職が人気です。
銀行員の勉強スキルがあれば転職しやすい
銀行と同じような仕事なら、公務員への転職も多いです。
銀行員は、勉強や資格取得への耐性がある程度あるので、新しい知識やスキルを得ることに苦労はないと思います。
そのため、思い切って未経験の職種でもうまく軌道にのり、活躍している人が多いように感じます。
今後ますますのご活躍を祈念しております。
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千葉興業銀行を辞めたい人におすすめの転職サービス
それでは里見さんのお話をもとに、千葉興業銀行や地方銀行を辞めたい人におすすめの転職サービスをご紹介しておきます。
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