「京葉銀行に勤めているけど、もう辞めたい」
「職場の人間関係に悩みすぎてつらい」
「私って銀行向いてないかも……」
今回は、そんなあなたのためのインタビュー記事をご用意しました。
千葉県の有名地銀である京葉銀行で現在勤務中の飯島さん（仮名）からいただいた体験談です。
飯島さん プロフィール
・38歳 女性
・大学を卒業後、新卒で京葉銀行へ入行
・現在は、住宅ローンなど個人融資営業を担当
・銀行で色々なスキルは身に付いた
・銀行は女性が多く人間関係がややこしい
・融資営業は結局審査が通らないと成績ゼロ
・不動産業界や保険会社への転職もアリ
銀行ならではの人間関係に悩んでいる・・・というあなたは、必読の記事ですよ。
また、同じ融資営業の方なら「わかる！」という共感ポイントも満載です。
最後までお読みいただければ、地銀を取り巻く「今」がわかって、あなたの進むべき道が見えてきます。
＜この記事をまとめた人＞
・年齢：30代後半 関西在住
・地元でリテール（個人営業）として奮闘中
・毎月１万人以上が訪問する転職メディアを運営
・200人以上の転職相談にのった経験アリ
もくじ
京葉銀行を辞めたい、入行した理由
社員の人が堅苦しくなく好印象だった
就活時、京葉銀行は常にお客様目線でサービス業を目指している様子が伝わり、他の銀行にはない魅力を感じ志望しました。
採用担当の方がよい意味で堅苦しくなく好印象でもありました。
また地域貢献活動もさかんで、小さい頃からお世話になった地元に貢献できる点も、自分自身の希望とマッチしていたので決めました。
銀行に必要なスキルアップができた
銀行で働き、たくさんのスキルが身につけることができました。
税務、財務、法務など幅広い金融の知識を得ることができたのはよかったです。
また接客においても様々なお客様と接する中で、自分自身成長することができました。
銀行の知識は私生活の役にも立つ
お役様によりよい提案がしたいと思うようになり、FPや宅地建物取引主任者の資格を取得しました。
積極的に勉強に励めたのも、お客様あってのことだと思います。
金融の知識は自分自身の私生活の役にも立ちます。
仕事を通して様々なことを学べて本当によかったと思っています。
京葉銀行を辞めたい、メインの理由
気の強い女性が多く人間関係がつらい
1年目で人間関係に悩みました。
仕事柄仕方がないかもしれませんが、女性が多く、気の強い方が多いです。
上司に相談しても、なかなか解決にはいたりません。
またミスをするとすぐに支店全体の減点につながっていくため、責任を感じることも多かったです。
事務職の女性でも夜22時まで残業したことも
あとは、残業も多かったです。
女性事務職であっても、夜22時まで残業をしたこともありました。
他の一般企業と比べると労働環境はきついなと感じました。
休暇についても、自分の取得したいタイミングでとるのが難しかったです。
月末期末などの繁忙日はまず取れません。
先輩・上司とかならず重ならないように取得しないといけないので、ほぼ自分の希望は反映できませんでした。
見本となる先輩社員がいない
入社時は、結婚してもできるだけ長く仕事を続けたいという希望がありました。
しかし、女性の先輩をみているとなかなか長く続けている方が少なかったです。
見本となる先輩に出会えなかったのはとても残念でした。
独身か子どものいない女性は、長く続けている方が多かったです。
京葉銀行を辞めたい、ノルマがやばい
営業ノルマの項目は多岐にわたる
個人向け融資に関しては、半期ごとに目標設定がされます。
事前審査獲得件数、住宅ローン実行件数などがノルマの中心になります。
最近は、カードローンの契約獲得も目標となりました。
営業成績はハウスメーカーとの関係が大事
ノルマを達成するためには、案件を持ち込んでくれる信頼できる業者（大手ハウスメーカーなど）をいかに増やすかが一番になります。
ただし大手ハウスメーカーは他行競合は激しく、他行との差別化を図り、いかに自分の銀行が魅力的かをアピールする必要があります。
その中で大変な点は、どれだけたくさん案件をいただいたとしても、ローンの審査に通らないとどうしようもならないことです。
ローンが通らなければ営業成績はゼロ
住宅ローンの審査は銀行によって審査基準が異なります。
自分の銀行では審査に通らなくても、他行で審査が通れば他行にもっていかれてしまいます。
どれだけがんばって獲得をしても審査次第で成果が変わってしまうところが、個人融資業務をやっていく点でとてもつらい部分になります。
京葉銀行を辞めたい、将来性
ライバルの地方銀行が多い
ライバルの千葉銀行や茨城県の常陽銀行は、どちらも資金力があり、住宅ローンの金利で負けることもしばしばあります。
千葉県内は優良企業も多く、融資先の取り合いの状態が続いています。
その中でも、京葉銀行は「サービス業」を重視し、他にはないサービスを常に提供していくことを続けています。
独自路線で顧客に選ばれる銀行であり続ける可能性はあるかもしれません。
支店統合、経費削減が相次いでいる
数年前までは、新店舗を増やしていました。
しかし現在は店舗削減の方向へ動き、店舗統合が相次いでいます。
社内でも経費削減が徹底されていると感じます。
大胆なリストラはありませんが、55歳を過ぎると関連会社への出向が増えます。
参考：京葉銀行公式サイト
京葉銀行を辞めたい、女性は活躍できるのか？
仕事と子育ては両立しやすい
延長保育料や病児保育料の補助制度なども充実しています。
復帰後の時短勤務については、子どもが3年生になるまで可能です。
キャリア転換制度もあります。
これは、いったん社員としては退職しても、アシスタントとなりいつでも社員に復帰できる制度です。
子育て支援の体制は他の一般企業と比べ充実していると感じます。
ただし、希望の休みは取りづらい
ただし、銀行行は繁忙日、繁忙期があり、子どもの行事に休みを取りたくても繁忙日に重なってしまうと休みは取りづらいのが現状です。
また係内での調整も必要なため、自分が休みを取りたい日にかならず取れるとは限りません。
仕事と両立をする場合、祖父母などの協力はやはり不可欠になると思います。
女性管理職の方も、現状だと、独身で子どもがいらっしゃらない方、バリバリと働ける環境にある方が多いです。
京葉銀行を辞めたい、どんな転職先があるの？
不動産系企業への転職が多い
個人向け融資業務を担当している場合、住宅ローンを取り扱う中で不動産の知識が身に付きます。
業界の方との人脈もどんどん広がるので、不動産業界への転職する方が多いです。
またハウスメーカーへ転職された方もいました。
住宅購入を希望されるお客様に対し、資金面で的確なアドバイスすることができます。
企業の経理部や保険営業への転職も
企業向け融資業務の場合は、取引先の経理部へ転職した方もみえます。
預かり資産業務を担当している場合、その知識やスキル、相談業務で培った接客力を生かし、保険業界の営業へ転職する方が多いです。
今後ますますのご活躍を祈念しております。
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京葉銀行を辞めたい人におすすめの転職サービス
それでは飯島さんのお話をもとに、京葉銀行や地方銀行を辞めたい人におすすめの転職サービスをご紹介しておきます。
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あなたの隣の席の同僚も、実はコッソリ登録しているかも。
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担当者が若干ガツガツしている場合があるのですが、そこは銀行で培った交渉力があれば充分に受け流せると思います。
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