「池田泉州銀行を辞めたい」
「過去に人員削減やボーナスカットもあったし、生き残っていけるのか不安」
「やっぱ市役所にでも転職しようかな…」
今回は、そんなあなたのためのインタビュー記事をご用意しました。
大阪の地銀、池田泉州銀行を2年前に退職した、田中さん(仮名)からいただいた体験談です。
田中さん プロフィール
・35歳 女性
・大学を卒業後、新卒で旧泉州銀行へ入行
・預金係や融資係(個人、法人の稟議作成など)を担当後、2年前に退職
・2018年頃にボーナスカットや人員削減があり将来性には不安を感じる
・転勤が多く、上司によって雰囲気や方針がガラリと変わるのがかなりストレス
・ノルマへの詰めはそれほどきつくなく、穏やかな人が多い印象
関西でも規模が大きい池田泉州銀行。
地元でも人気の就職先ですが、それでも転職する人はいるんですね。
最後までお読みいただければ、地銀の置かれているリアルな状況がわかり、あなたのキャリア観に役立ちますよ。
銀行を辞めようか悩んでいるあなたへ
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・年齢:30代後半 関西在住
・地元でリテール(個人営業)として奮闘中
・毎月1万人以上が訪問する転職メディアを運営
・200人以上の転職相談にのった経験アリ
もくじ
池田泉州銀行を辞めたい、入行した理由
地元大阪が地盤で安定していると思った
入行前は合併前だったこともあり、自宅から通える範囲に全部の支店があり転勤しても自宅通勤可能だったのでこの銀行を志望しました。
2010年に大阪北部を地盤とする池田銀行と大阪南部を地盤とする泉州銀行が合併して、池田泉州銀行になりました。
ちなみに私は旧泉州銀行の出身です。
過去にボーナスの支給削減があった
また、銀行は給料が安定しているイメージがあり、安定感が魅力的だったことも志望動機の一つです。
ただし、2018年頃の業績があまり良くなかったときにボーナスのカットはありました。
(勤続5年以上の社員が約20%カット)
月給がカットされることはなく、毎月安定的な支給があったのはまだ救いでしたね。
試験に合格すれば少しずつ昇給していく
残業代もしっかりとつけることができたので毎月5万円程度の残業代をもらえていました。
昇給は一気に給料があがることはないのですが、ちゃんと試験等を受けていれば少額ずつでも段階的に確実に上がっていきます。
良くも悪くも年功序列の雰囲気がありました。
池田泉州銀行を辞めたい、メインの理由
転勤での人の入れ替わりがストレス
人の入れ替わりの多さが面倒でした。
どの人も短ければ数か月、長くても3年で転勤があります。
そのため、同じ支店でも同じメンバーで働く期間は短く、常に新しい人が入ってきては出ていくといった感じです。
上司によって差がありすぎる
居心地のいい支店だと気持ちよく仕事ができます。
しかし急に上司が転勤になり、新しく来た上司がかなり厳しい人で雰囲気が一気に悪くなり働きにくくなるということもありました。
稟議書の回し方等も上司によって考え方や決まりが違います。
いちいちそれに合わせて仕事のやり方を変えなければいけないこともあり本当に面倒で合わないと感じました。
上司の一声で突然の休暇変更
また、休暇の取り方等も上司によって考え方が全然違います。
もともと上司と相談して決めていた長期休暇を、転勤してきた上司に否定されて急に変更させられることもありました。
転勤が多くて、雰囲気の悪い支店が急に雰囲気のいい支店になったりしたりメリットもあります。
私の場合はデメリットの方が多いように感じました。
池田泉州銀行のノルマはきつい?
支店長によるがそこまでキツくないかも
もちろん、金融機関である以上、目標数字を追いかけるのは宿命ですし、内勤であってもノルマはありました。
あとは、ほんと支店長や上司によりますね。
野心家の支店長に当たると悲惨です。
本部にいい顔をしようと、部下にかなり発破をかける場面も何回も見てきました。
穏やかな社員が多い
旧池田銀行、旧泉州銀行ともにどちらかというと穏やかな人が多かったです。
だから他銀行との競争に勝てないのかもしれませんが(苦笑)。
合併して10年以上たつせいか、派閥もそれほど感じませんでした。
池田泉州銀行を辞めたい、将来性
地元大阪では今でも一定の信頼度はあるが
地元に根差した地銀で、地域でも評判が悪いことはないので今後も安定的な銀行だと思っています。
一時期、残業がかなり多い支店に配属されてかなりしんどい思いもしましたが、働き方改革等で残業時間は一気に減ってきています。
働きやすい環境を整えてくれようとしているのでいい銀行だと思っています。
参考:池田泉州銀行公式サイト
過去に人員削減で乗り切った経緯もある
しかし、今の銀行の状態で将来ずっと続くことはないかなと感じています。
経営状況はそれほど悪くはありませんが、やはり地銀の宿命であり仕方ないことだと思うんですが、合併や統合は将来的に出てくると思います。
実際に業績が悪かった2018年ころは、採用抑制や出向などで200人ほど人員削減をしたこともありました。
池田泉州ホールディングス(HD)は11日、2020年度までの3カ年の中期経営計画を発表し、傘下の池田泉州銀行の人員約4000人(今年3月末現在、パート含む)から190人(約5%)を削減する方針を示した。
2018年6月12日 毎日新聞
銀行としては存続していけると思いますが、中にいる社員が安心して働けるかは別の問題だと思います。
池田泉州銀行を辞めたい、女性は活躍できるのか?
育休は基本1年以上は取れない
産休は確実に取れます。
しかし、育休はできれば短期間で復帰してほしいといわれることが多いようです。
また、復帰後に時短勤務がとりにくいようで、最初からフルタイムでの復帰を求められることがあります。
産休育休についてはまだまだよくなる余地が大きいように感じているので、今後に期待しています。
女性の管理職は増えてきている
女性のキャリアアップについては、銀行として女性をどんどん上の役職に就けていきたいという方針があります。
以前に比べて女性がキャリアアップして働き続けていける環境が整ってきています。
給与に関しても男女の差はほぼありません。
女性の支店長等もどんどん出てきているので、今後も働き続けたい女性が活躍できる場所はしっかりと与えてもらえると思います。
池田泉州銀行を辞めたい、どんな転職先があるの?
転職先としては市役所等の公務員として転職していく人が多かったです。
やはり安定志向の高い人が多いので、数年働いて5.6年目に公務員試験を受けて退職していった人を何人も知っています。
支店のある地域の市役所に転職した人も多く、地銀に就職する人は地元志向の強い人が多いのではないかなと感じていました。
他の銀行や、証券会社等金融業界内での転職をした人もいます。
ただ、30代後半からは転職せずにずっと働き続ける人がほとんどでした。
今後ますますのご活躍を祈念しております。
池田泉州銀行を辞めたい人におすすめの転職サービス
それでは田中さんのお話をもとに、池田泉州銀行や地方銀行を辞めたい人におすすめの転職サービスをご紹介しておきます。
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