「みずほ銀行に勤めているけど、正直もう辞めたい」
「システム障害も何回もあるし、将来性を感じない」
「メガバンクからはどんな転職先があるのかな?」
そんなお悩みをお持ちのあなたのためのインタビュー記事をご用意しました。
当ブログでも大人気の銀行辞めたいシリーズ!
みんな、銀行辞めたいんですね(笑)
今回は、元みずほ銀行でお勤めの経験をお持ちのお二人の方にインタビューさせていただきました。
*プライバシー保護のため、お二人とも仮名とさせていただいております。
マサシさん プロフィール
・38歳 男性
・国立大学(旧帝クラス)を卒業後、新卒総合職でみずほ銀行へ入行
・個人営業や法人営業を担当後、5年前に転職
みなみさん プロフィール
・26歳 女性
・都内の女子大学を卒業後、新卒(特定職)でみずほ銀行へ入行
・個人営業や法人営業を担当後、1年前に会計士事務所へ転職
・特に人間関係でのトラブルが大変だった
・「上司の失敗は部下の責任」リアル半沢直樹の世界。
・特定職(一般職)は、もはや銀行から必要とされてないと感じる
・管理職で活躍できる女性はごく少数
・転職先は、IT、メーカー、他の金融機関など色々
特にみずほ銀行やメガバンクにお勤めで転職を考えている人は、最後までお読みいただければあなたの進むべき道が見えてきますよ!
銀行を辞めようか悩んでいるあなたへ
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<この記事をまとめた人>
・年齢:30代後半 関西在住
・地元でリテール(個人営業)として奮闘中
・毎月1万人以上が訪問する転職メディアを運営
・200人以上の転職相談にのった経験アリ
もくじ
みずほ銀行を辞めたい、総合職で入行した理由
給料が安定しているし、学生から人気だった
給料が安定していて、会社のブランド力が高くて、当時(2005年くらい)の学生間で多大な人気があった為、志望いたしました。
また、日本を代表する都市銀行でありながら、きめこまかなサービスもあり親しみやすかったという点もあります。
飛び込み営業でガッツが身につく
仕事内容になりますが、新人の時からになりますが、法人営業を担当していました。
右も左も分からない訳なのに、ルートだけでなく新規で飛び込む事を年間で200件以上やっておりました。
コミュニケーション能力は鍛えられましたね。
退職しても経験は活きる
また、ノンアポが難しいというのは百も承知の上ですが、やってしまえばなんとかなります。
現在は銀行にいませんが、同僚や上司との駆け引きだけでなく、自身が有利になるように仕事を持ってこれるようになりました。
経験と場数は大切です!
みずほ銀行を辞めたい、一般職で入行した理由
銀行員になって親は喜んでくれた
私も安定していることと、ネームバリューで決めました。
誰もが知っている都市銀行だし、まず潰れることはないかなと。
親も「これでやっと肩の荷が降りた」ととても喜んでくれました。
福利厚生制度は充実している
実際に働いてみて、福利厚生はしっかりしています。
給料は一定なので、上がる見込みはないですがスケジュールも一定なので、慣れてくると楽ではあります。
とくに変化はなく、毎日がルーティン。
たまに残業することになることもありますが、基本的には定時で上がることが出来ます。
みずほ銀行の一般職は有給も取りやすかった
有給などを使うのも可能です。
自分の中で生活と仕事とバランスが取りやすいと思います。
平日勤務、土日祝日は休みです。連休などと組み合わせて有給を使うと、思ったより休めます。
みずほ銀行を辞めたい、総合職は人間関係の悩みが多い
ノルマも人間関係も大変
営業ノルマも当然ありますが、それ以上に大変だったのが人間関係です。
年功序列とまでは言いませんが、そのような雰囲気が沢山あります。
こちらが取ってきた仕事でも何故だか他の人がやってきたというようになってしまう事がありました。
「部下の手柄は、上司の手柄」という銀行言葉の通りでした(苦笑)
支店の雰囲気が悪いと醜い
また、行員同士の悪口を言い合っているのが本当に醜いというのもあります。
AさんとBさんがいるとしまして、AさんがBさんの悪口を言っていたら、BさんもAさんの悪口を言っています。
それを別々の飲み会で聞かされてしまってとっても辛かったというのがあります。
その翌日には互いに何もなかったかのように話をして仕事に取り組んでいるのです。
チームワークが大切なのは言うまでもありませんが、根っこの部分でそうなっていると少しやりづからったです。
上司に気に入られないと、評価されない
銀行の社風は半沢直樹の世界と一緒。
上の人に気に入られれば出世しますし、そうでないと干されます。
昇進するか否かは支店長次第であるのは言うまでもありません。
どれだけ新規で獲得しても結局は支店長の機嫌しだいで評価されます。
みずほ銀行を辞めたい、特定職では成長を感じられない
周りから必要とされなくなる
決まりきったルーティンのスケジュールなので、飽きてくることと成長を感じられなくなるというのがあります。
正直この仕事、誰がやっても一緒だよな、と思うことがたくさん。
案外入れ替わりも素早いので、この間いた人がいないということもあります。
独特な雰囲気でかっちりしていて、華やかさみたいなものはありません。
支店内から加齢臭がする
しかも、まわりは年寄りとおっさんだらけ。ビル内も加齢臭が気になったり、どんよりとして見えます。
息苦しさもあり、嫌になってしまいます。
とくに朝なんかはとても静かで空気が重たいです。
みんな疲れているといった感じで、明るさはないですね。
管理が緩いのでは
セキュリティーの面ではとてもしっかりしていますが、案外管理は緩い気がします。
私は下っ端社員なので、重要なデータにはいっさい関与していないからそう思うだけかもしれませんが。
周りの人間ともあまり仲良くはなく、というかあまり仲の良さなどは関係ない仕事なのでドライだと思います。
みずほ銀行を辞めたい、基幹職の将来性
みずほ銀行は裸の王様
みずほ銀行は良くても悪くても裸の王様です。
事業の強みですすが、全国に支店がありますし、採算のとれない支店を統廃合する事も考えているかと思いますので、今後もなんとかなるのでは。
デジタルの分野でまだ弱いと思いますので克服できれば良いのですが。
デジタル化が進むかが成長性のカギ
また、金融のデジタル化が進んでいますが、まだ他社と比較しますと強いとは言えません。
デジタルに舵を切れる人材が必要であり、それを理解する経営陣も必要であると思います。
ネット専用銀行が台頭している為、個人取引においては遅かれ早かれネットになると思います。
一方対面で相談をしたいというニーズも少なからず存在するので、完全にネットに移行出来るかどうかは未知数であると思います。
みずほ銀行を辞めたい、特定職に将来性はない?
すぐにはリストラはないと思うが…
余程のことがなければリストラはないでしょう。
大手企業のすごいところは、やはり仕組みがしっかりしているところ。
これだけ、社員を抱えているので、かなり細かく作業が分かれています。
ひとり休んだところで、仕事自体に大きな影響はないのです。
だからこそ、社員は休みやすいというのがあります。
企業の歯車のひとつにすらなれない
「大きな歯車のひとつ」にすらなっていない人がたくさんいます。
きっと、大事な部分を担当しているのは本部の一部の人たちなのでしょう。
というのも、会社の中を観察してみると、忙しそうな人とそうでない人との差が激しいです。
忙しそうな人は、パソコンを何台も使って、いつも慌ただしいです。
一般職は必要ないのでは
2021年から、基幹職(他の会社でいう総合職)と特定職(一般職)という垣根での採用を廃止しました。
これからは総合職として経営の近くに携わるか、専門職として専門性を磨くかのくくりになると思います。
正直、自分たちみたいな定型業務だけやってる人間は必要ない、と強く感じました。
参考:みずほ銀行公式サイト
みずほ銀行を辞めたい、女性は活躍できるのか?
管理職で活躍できる女性はごく少数
女性の管理職はほとんどが独身か失礼な言い方で申し訳ないが晩婚の方々がほとんどです。
キャリアを積みたいのであれば家族をもつのは厳しいと言わざるを得ません。
まだまだ男女平等とは程遠いのが現状ですね。
特定職は割と働きやすいのでは
また、一方で女性は働きやすいともいえます。
職場で多くの女性行員がいましたが、一部を除いて切磋琢磨しつつ助け合いながら働いていました。
結婚をしたからといって、退職するという概念は少なくなって来ています。
時短勤務などの制度は整っている
時短勤務も自身の好きな時間に設定できると聞きました。
さすがに諸外国のように子供同伴で出勤を出来るような環境ではないのはありますが。
一昔前と異なり女性の活躍度だけでなく、組織の受け入れ態勢とどうやって活躍をできるかという概念が少しずつではありますが浸透しているように思います。
みずほ銀行を辞めたい、特定職の女性は働きやすい
突発的な休暇も取りやすい
突発的な休暇の取りやすさでいうと、取りやすいと思います。
そこら辺はけっこうゆるめです。
当日の朝に、休日を取るということをメール一本でも連絡を入れれば休めます。
基本的にはお休みしたい日があるのであれば、1ヶ月前に休みを取ることをスケジュールに入れておく必要があります。
ひとりひとりにカレンダーのようなものが割り当てられています。
そこにスケジュールを記入しておき、朝にチェックするという仕組みがありました。
女性は正直雑用係なので活躍できているかは疑問
そういったことや、社員が来ているかどうかを点呼するのも社員の仕事の一つです。
女性は事務職員で、雑用的なことをしてる人が多い印象。
そうでない人もいますが、そもそも、女性の社員の人数は男性と比べると少ないです。
みずほ銀行を辞めたい、基幹職からはどんな転職先があるの?
先見の明をもってIT企業へ転職
私の周りでは主に以下の所に転職されていました。
・保険業界(損保、生保)
・金融業界(証券、地銀など)
・大手メーカー(経理、財務職など)
その中で私が転職したのはITをやっている会社になります。
主にクラウドソーシングサービスを企業向けに販売しています。
転職当時は給料がだいぶ減りましたが、5年間で昇進も重ね、今では減った分以上の給料をもらう事が出来ています。
銀行みたいに子会社に出向もないのは強みですね(苦笑)。
金融業界やメーカーの財務部門が多い
銀行業界からの転職先は、保険業界だとか金融業界がほとんど、あとは大手メーカーの財務や経理も多いです。
同期で入行した人間は証券会社にいますし、保険業界にもいます。
今までの経験を活かして次に羽ばたくというプラスの転職をしている人が多い印象です。
みずほ銀行を辞めたい、特定職からはどんな転職先があるの?
同じような職種へ転職が多い
候補先として考えたのは以下の4つです。
・メーカーなどの事務職
・会計士事務所や税理士事務所
・他の銀行や保険業界
・ITエンジニア
良くも悪くも、同じような仕事の転職先となるのではないかと思います。
スケジュール的にも、仕事内容的にもです。
同じような仕事だけだと成長が望めない
どんな仕事を担当していたかにもよると思いますが、重要な役職をしていた人であれば、ほかの会社へ行ってもやっていけそうな気がします。
ただし、ただの一般社員で、とくに重役でもなく、ルーティンのような作業しかしていないのであれば、個人的には成長は望めないのではないかと思います。
20代ならITエンジニアの道も
同期はプログラミングスクールに通って、ITエンジニアとして転職した女の子もいます。
もう少しPCに強ければ私もそちらの道に進んだかもしれません。
会社にもよるのでしょうが、女性が少ないないで割と大事にされ、効率化を重視する業界なのでリモートワークもできて残業も少なめのようです。
実際に利用した転職サービス
リクルートエージェント
就活の時もお世話になったし、みんな一度は聞いたことがある、と知名度が高いしまずはリクルート。
実際に求人もたくさん紹介されます。(求人数は業界No.1だそうです)
自分の希望を第一に伝えたら、きちんと合う企業を提案してくれました。
公開されてない求人もたくさんあるので、おすすめです。
\土日やオンライン面談もOK!/
ビズリーチ
「年収600万円以上の求人が多数」のキャッチコピーにつられて登録しました。
確かに条件の良い求人がたくさん揃っていました。
自分のプロフィールをきちんと登録しておくと、企業からスカウトメールが来て選考が進んでいきます。
銀行の同期もコッソリ使っているようでした。
ちなみにうちの会社も求人を出しています。
\スカウトでわかる自分の市場価値/
リクルートエージェントはやはりおすすめですね。
若干担当者がガツガツしている気がしますが、知ってて利用する分には全く問題ないと思います。
ミイダス
質問に答えていくと、5分くらいで自分の適性年収がわかるので、始めはゲーム感覚で登録しました。
登録すると、自分に興味をもってくれた企業からオファーメールが届きます。
自分ってまだまだこんなにも社会から必要とされてるんだ! と自信にもつながりました。
\5分でわかる、あなたの市場価値/
キャリトレ
CMでよく見る「ビズリーチ」が運営している、主に20代向けの転職サービスです。
スマホで完結できるように設計されているようで、とても操作しやすいです。
サクッと通勤時間中に求人を見られるのも良かったです。
まだ転職するか決まっていない方でもおすすめ。
今後ますますのご活躍を祈念しております。