「銀行から転職したいけど、何歳でするのが一番いいのかな?」
「辞めるなら、何月がいいの?」
「やっぱり早めに動いた方がいいのかな?」
そんなお悩みにお答えする記事を書きました。
・年齢:30代後半 関西在住
・地元でリテール(個人営業)として奮闘中
・毎月1万人以上が訪問する転職メディアを運営
・200人以上の転職相談にのった経験アリ
結論を言うと、あなたが転職したい「今」が一番ベストな時!
なのですが、比較的有利なのは26歳~30歳。大卒なら概ね勤続3年以上から8年くらいまで、が最も求人が多くあります。
退職の月は、3月末または9月末の二択です。
「退職願は1ヶ月前までに所定の書式で届けること」としている銀行が多いです。
遅くとも2月中または8月中には、退職の意思を告げることになります。
・転職は人生において重大な決断、気持ちが強い「今」すべき
・先延ばしにするとタイミングを逃してしまう可能性
・特に20代のうちはキャリア形成において貴重な時期
・辞めるなら3月末か9月末、ただし期中退職も可
この記事を最後までお読みいただければ、あなたなりのベストな転職タイミングがわかります。
失敗しないキャリア選びを一緒に考えていきましょう。
もくじ
銀行員から転職するタイミングは何歳がよい?
転職したいのなら何歳でも可
繰り返しますが、あなたが退職したい「今」が一番ベストなタイミングです。
転職はメジャーになりつつありますが、まだまだ欧米のようにはいきません。
終身雇用の制度も根強く残っています。
人生の重大な決断だからこそ、「転職したい!」という思いが溢れている「今」行動すべきなのです!
後回しにすると手遅れの可能性もある
また、1年後2年後であなたを取り巻く環境は、激変しているかもしれません。
2021年10月現在でまだ世間を騒がせているコロナウィルスのような出来事があったり。
経済状況がさらに悪くなっているかもしれません。
家族や子どもが出来てチャレンジしたくてもしにくい環境が起きる可能性もあります。
チャレンジしたいなら、人生で一番若くて気力が充実している「今」が貴重なチャンスなのです。
銀行員から転職するベストな時期はこれだ!
20代後半がもっとも転職しやすい時期
とはいえ、求人数が一番多い、チャンスが多いのはどのタイミングなの?
26歳~30歳までが一番求人数が多く、相対的にみて転職しやすい年齢ではあります。
銀行員としても社会人としても一通りの経験を積んで、キャリアを次に活かすことができます。
また、20代は企業もポテンシャルで採用してくれることがほとんどで、未経験の業界にも挑戦しやすいです。
第二新卒でも転職は可能
勤続1年~3年のいわゆる第二新卒でも転職は可能ですが、早期に離職した理由を企業から突っ込まれます。
また、社会人経験をそこまで積んでないとみなされます。
第二新卒から誰もが知っている超大手企業へいくのは現実的ではありません。
逆に全く未経験の業界へ行くなら、若さは有利に働く場合もあります。
一般的に若い方が環境に柔軟しやすく、新しい知識も身につきやすいので、企業からも重宝されます。
銀行を辞めるタイミング、30歳過ぎの場合
30歳以降は今までのキャリアを活かした転職
30歳を過ぎると、未経験可の求人はぐっと減り、銀行員としての今までのキャリアを活かした転職がメインになります。
・保険会社、証券会社
・不動産営業
・メーカーの経理、財務、営業職
・ベンチャー企業の財務職 など
今まで経験した業界へは転職しづらくなり、転職が叶ったとしても年収はガクっと落ちてしまいます。
40歳以降はマネジメント経験が必須
40歳を過ぎると、マネジメント経験が必須であったり、経理や財務職など、さらに職種は特定されてしまいます。
「銀行しか経験がない人は使えない」なんてレッテルを貼られる場合も。
一概に年を重ねると不利、とは言えませんが、他社でも求められ通用する人材である必要があります。
銀行員を辞めるベストなタイミング(退職月)
人事異動のタイミングでの転職がベスト
退職月は、人事異動があり、辞めたとしても自分の後釜が補充される、3月末または9月末がベストなタイミングです。
銀行によっては、他にも12月末、6月末に異動があるパターンもあるので、そうなると選択肢はさらに増えます。
有給消化のタイミングも考慮する
あなたの銀行は、退職前に有給消化はできますか?
上記の場合は、3月末で出社はストップ、1ヶ月有給消化して実際の退職日は4月末、ということもできます。
銀行員としての給料がきちんと1ヶ月分もらえますので、おいしいですね。
期中の退職でも問題なし
「どうしても今すぐ辞めたい」
「次の転職先から、2月から来てほしいと言われている」
そんな場合は、期中退職もできます。
就業規則によれば、「1ヶ月前までに所定の書式で届け出ること」としているケースがほとんど。
ご自身の勤務先の就業規則をぜひご確認ください。
法律上は、14日前までに通知すればOKとされています。
それでもどうしても辞められない、支店長が辞表を握りつぶしてしまった(あってはならないことですが)そんな場合は、退職代行を使うのも最終手段としてアリです。
数万円程度の費用はかかりますが、会社と直接交渉してくれるので、心強いサービスです。
有給消化などの交渉も行ってくれる代行サービスもあります。
まとめ、銀行員が転職活動するタイミングは「今」!
使い古されたフレーズになりますが、あなたが転職活動するなら「今でしょ!」。
・転職は人生において重大な決断、気持ちが強い「今」すべき
・先延ばしにするとタイミングを逃してしまう可能性も
・特に20代のうちはキャリア形成において貴重な時期
・辞めるなら3月末か9月末、ただし期中退職も可
そして、あなたの転職へのハードルをかなり下げるワザを紹介します。
それは、在職しながら転職活動すること。
転職活動するだけなら、ノーリスクです。
転職活動で得た知見を、今の仕事に活かすこともできます。
現在はオンライン面接も活発なので、会社を丸一日ズル休みして選考先へ行く必要もなくなりました。
忙しいあなたは、転職エージェントやスカウトサービスなどを使えば、自分で応募やスケジュール調整などの手間が省けて、効率よく求人に当たることができます。
タイミングに迷っているからこそ、「今」行動して欲しい。
行動しないことは、逆にデメリットにもなります。
・20代の若い時に転職しておけばよかった
・自分の市場価値を全く知らないままオッサンになってしまった
・家族もいるし、もうチャレンジなんて無理
上記のようにならないためにも、ぜひ第一歩を踏み出してください!
動かないことはリスク、チャレンジし続ける人にだけ、輝かしい未来がやってきます。
あなたの素敵な決断を、応援しています。