「転職しようか迷っている、悩みを解決できるようなおすすめの書籍が知りたい」
「面接対策に役立つ書籍が知りたい」
「労働環境のよい会社を見抜く方法はないかな?」
この記事では、管理人が実際に転職活動を進めるうえで実際に役にたった本をご紹介していきます。
・年齢:30代後半 関西在住
・地元でリテール(個人営業)として奮闘中
・毎月1万人以上が訪問する転職メディアを運営
・200人以上の転職相談にのった経験アリ
僕はリーマンショック前の2008年と2019年の2回転職活動しています。
今回は特に
・そもそも転職すべきか?「働き方」についても考えさせられる本
・銀行員に特化した転職本
・面接対策の本
・ホワイトな労働環境を勝ち取るために欠かせない本
など、パートごとにわけてご紹介。
あなたの人生を変えるような一冊に、出会えるかもしれませんよ!
銀行員向け、おすすめの転職関連本7選
- 転職の思考法
- 転職と副業のかけ算
- はじめての転職ガイド(マイナビ転職)
- 銀行員転職マニュアル
- 銀行員はどう生きるか
- 転職面接必勝法
- 就職四季報
以下、順番にご紹介していきます。
転職の思考法
・そもそも転職すべきか、はっきり決まってない
・会社の言いなりはもうイヤだ!自分なりの軸を手に入れたい
・自分の強みとはなんなのか?モヤモヤする
転職を少しでも考えたことがある、すべての人へ
日本で1番売れている転職系の書籍。
累計16万部突破
Amazonレビュー1,174件(2021年3月現在)
僕が転職相談を受けた方からも「この本が実際に役に立った!」という声を多数いただいています。
働き方の軸を手に入れよう
ストーリー仕立てでわかりやすく書かれています。
特に大手企業かつ体質の古い銀行に勤めている人にとっては、主人公の直面する出来事や行動に思わず「あるある」とうなづく場面も多いことでしょう。
- どのようなタイミングで転職すべきか?
- 自分の市場価値を測る方法
- 自分の強みを探す方法
- 転職エージェントとの上手な付き合い方
- 長期的なキャリアの築き方
筆者の北野唯我さんの願いは、すべての人が『いつでも転職できる』という気概をもつこと。
単なるノウハウ本ではなく、これから社会に出る学生さんや、今の職場でバリバリ頑張りたいという人が読んでも新たな気づきを得ることができるでしょう。
転職と副業のかけ算
・転職をしながら年収を上げていきたい
・Twitterで話題のインフルエンサーの思考を手に入れたい
・副業で稼ぐ方法に興味がある
Twitterで人気沸騰中、motoさんの本
motoさん(本名:戸塚俊介さん)をご存じですか?
短大を卒業後、年収240万円のホームセンター勤務からキャリアをスタート。
「軸ずらし転職」でリクルートや楽天を渡り歩き、本業の年収1,000万円、副業年収4,000万円を稼ぐスーパーサラリーマン!
現在ではメディア出演やコラム執筆もたくさんされています。
そんなmotoさんの思考とノウハウが詰まった、令和のサラリーマン必読の書です。
本業の知見を副業に活かす
転職法だけでなく、副業に関する記述も記載されています。
「まず本業で頑張る」
「自分の強みをブランディング化する」
「SNSの伸ばし方とマネタイズ法」
など、転職だけでなく副業に興味がある方、どんな副業をしたらよいかわからない方もきっと気づきを得ることができるでしょう。
はじめての転職ガイド(マイナビ)
・転職初体験でとにかく不安
・転職の流れ、心得をわかりやすく知りたい
はじめての転職に寄り添った本
学生の時の就活でお世話になった方も多いと思います、「マイナビ」から出版されている転職活動のハウツー本です。
- 自己分析の進め方
- 内定ゲットまでのスケジュール
- 自分にあった求人の見つけ方
- 人事に「会いたい!」と思わせる経歴書の書き方
- 面接の受け答え、コツなど
転職活動が初めての方、何から始めたらいいのかわからない、という方は本書を読めばひと通りの流れや注意すべきポイントが見えてくるでしょう。
広く浅くなので他の情報との併用がおすすめ
転職活動のための情報が広く網羅されている、という点ではよいのですが、企業研究、職務経歴書の作成、面接対策、など個々の情報に関しては情報量が足りない点があるので、
他の本と併用する
エージェントなどと面談して知識を得る
などの併用がおすすめです。
銀行員転職マニュアル
・銀行員としてこれからどう行きていくべきか不安
・銀行員ってぶっちゃけ価値があるの?
・銀行員の具体的な転職先が知りたい
銀行員の転職に特化した本
作者の大杉潤さんは、早稲田大学卒業後、メガバンクに22年間勤務。
その後、ベンチャー、人材派遣、メーカーなどを渡り歩き定年前に企業。
と思いきや
- メガバンク、地銀を取り巻く環境の変化の概説
- 銀行員にはどんな転職先があるのか?具体例
- これからの銀行員はどのようなスキルが必要か
上記の疑問にすべてわかりやすく回答してくれています。
まぎれもなく、「銀行員の未来」にフォーカスした本です。
さすがTwitterフォロワー31万人は伊達じゃないっす!
読後は勇気づけられる
銀行員をディスりまくって「オラオラお前ら早く転職しねーと次はねーぞ」とアオってくる本か、と思いきや。
「財務が分析できる、営業力がある銀行員の市場価値は高い」
「きちんと自分の価値を高め、銀行に残るのもアリ」
と読後は非常に勇気づけられる本です。
銀行員はどう生きるか
・激動の時代を銀行員としてどう生きるべきか知りたい
・アメリカの金融事情を学んでこれからの流れを考察したい
金融業界で起こっている変化を鋭く考察
・時代の流れるスピードが早く感じる
・自分も変わらなければと思うけど、何から始めたらいいのかわからない
そう漠然とした「焦り」を感じている金融機関の方は多いことと思います。
本書は、上記のような時代の流れや銀行にどのような未来が待ち構えているか、我々銀行員はどのようなスキルを身に着け、歩んでいったらよいのかを豊富な事例をもとにまとめられています。
今後、銀行に残って活躍したい! という方も一度目を通しておくとよいでしょう。
アメリカの銀行の事例から学ぶ
昔から、「アメリカで起こった変化は10年後に日本でも起こる」とよく言われます。
フィンテック分野はどのように広がっていくか?
デジタル化を突き進めた先には何が待ち構えているのか?
無人型店舗を実現可能なのか?
他業種との提携はありえるのか?
などなど、我々銀行員が気になる「未来」をアメリカでの事例を元に考察してくれます。
転職面接必勝法
・転職面接ってどんなことを聞かれるのか不安
・不採用の理由を学んで活かしていきたい
・志望理由や自己PRが上手く話せない
10年以上売れ続けているロングセラー
リクルートでエージェントとして第一線で活躍してきた筆者のノウハウが詰まった一冊。
「面接の本質」をついている本です。
最近は「転職本」がたくさん出版されているので、埋もれてしまっている観はありますが、2007年の初版から約15年読み続けられているロングセラー。
面接や自己PRにニガテ意識がある方は一度目を通しておくと良い結果がえられるでしょう。
模範解答だけでなく、考え方を教えてくれる
この本のよいところは、面接の質問とそれに関する模範解答を示すだけでなく、どのように考えたらよいかを教えてくれるところです。
模範解答をただ暗記するだけでは、薄っぺらい人間だなと面接官に見抜かれてしまいます。
本書に書いてあることを実践し、自分なりに心のなかに落とし込むことであなたの面接は説得力を増し、内定へと近づくことができます。
就職四季報
・情報を精査してホワイト企業に転職したい
・自分の志望先の将来性を知りたい
情報にお金をケチるな!最新版を入手せよ
実際に転職活動をすすめて、企業研究をしていきたい
どのような業界が伸びていくのか、働きやすいのかを知りたい
そんな痒いところに手が届く一冊。
新卒時の就職活動で利用した方もいらっしゃると思いますが、もちろん転職の際にも使えます。
「総合版」の他に「女子版」、「優良・中小企業版」もあるので用途に応じて購入するといいでしょう。
特にコロナ後は、伸びている業界と衰退している業界がより鮮明になっています。
最新版を入手して、転職活動に臨むことをおすすめします。
情報を元にきちんと企業分析をしよう
四季報に載っている情報はたくさんありますがとくに、
・3年後離職率
・平均残業時間
・有給取得実績
などに着目すると働きやすい会社かどうかわかりますよ。
逆に回答項目に「NA(ノーアンサー)」が多い企業は要注意です!
答えられないほど「離職率が高い」「残業が多い」などの可能性もあります。
銀行員ならではの視点で、自分に合った企業を見抜いていきましょう!