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信用金庫・信用組合

信金を辞めるのはもったいない?その理由とあなたがやるべきことを教えます

「信用金庫を辞めたいけど、後悔する?」

「周りに相談したら、もったいないと言われた」

「このまま残った方がいいのかな」

そんな悩めるあなたのために、この記事を書きました。

うたのん
うたのん
こんにちは! 銀行で実際に働きながら趣味で立ち上げた転職メディアの編集長をやっているうたのん(@utanobanker)といいます。
プロフィール

・年齢:30代後半 関西在住
・地元でリテール(個人営業)として奮闘中
毎月1万人以上が訪問する転職メディアを運営
・200人以上の銀行員や信金職員転職相談にのった経験アリ

 

転職相談をすると、周りから色んなことを言われますよね。

特に信用金庫で働くあなたなら「もったいない」という言葉を何度も耳にしたはず。

そんなこと言われると結局、

もう少し頑張ろう
いや、やっぱり辞めたい

の繰り返しになってしまう。

結局何にも解決できてない!という声をよく聞きます。

ここでは、信用金庫は辞めるのは本当にもったいないのか、解説します。

結論から言うと、信用金庫を辞めるのは、もったいないことではありません!

この記事のポイント

・もったいないと言われる理由3つ

もったいない、は結構イメージで言われていることが多い

・信金を辞めた方がいい理由3つ

・自分の感覚とプロの力を活用するのがベスト

最後までお読みいただければ、モヤモヤを晴らし前向きな選択ができるようになりますよ。

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信用金庫を辞めるのがもったいないと言われる理由

うたのん
うたのん
まずは、なぜ周りは信金を辞めることを「もったいない」というのか解説します。

地域では世間体が良いから

信用金庫は地域で優良企業、有名企業とよく言われます。

そこで働くことに対して優秀・エリートというイメージを強く持っている人も多いです。

特に親世代をはじめとする、年配の方はそう思っている傾向が強いです。

信金に就職が決まったとき、親や親せきが「良いところに決まったね」と喜んでくれたという声もよく聞きます。

信金の実情をよく知らず、そういった昔からのなんとなく良さそうというイメージで辞めるのはもったいないという人がいます。

今、信金をとりまく環境はどんどん変化しています。

もっと社会的貢献度の高い仕事は他にも増えてきました。

10年前には名前も聞かなかったような仕事が、脚光を浴びることだってあります。

古くて有名=いい企業という価値観も変わってきています。

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安定していて給料が良い仕事と思われているから

金融機関は高給取りというイメージを持っている人が多いです。

これも昔からのイメージですね。

・銀行はめったにつぶれない
・安定している
・デスクワーク中心でラクそう

と思われています。

うたのん
うたのん
銀行、とひとくくりにされてしまうとちょっと待って!と言いたくなりますよね。

ひとくちに金融機関といっても収入の幅は大きく、高収入というのはメガバンクや外資系銀行を指します。

信金は他の金融機関と比べて、給料は少なめ。

それに加え、ノルマ、激務、上下関係の厳しさといったストレスのたまる割の合わない仕事ばかりです。

確かに昔は景気が良くて、信金も給与が高かった時代もありました。

しかし、景気の衰退とともに収益力はどんどん低下。

支店の統廃合で役席の数はどんどん減っています。

今後給料は増える見込みがありません。

転職は良くないと考えられているから

・転職なんて逃げだ
・根性がない
・1つの会社で長く働くのが偉い

そう考えている人もいます。

確かに昔の年功序列制度であれば、会社にいるだけで、昇級し収入UPしていました。

多少の違和感も、目をつぶって耐えていれば報われていたのです。

かつては福利厚生も手厚く「会社が生活を守ってくれている」という感覚がありました。

それに対して貢献しなければならないという責任感もありました。

そんな人たちから見れば、転職は我慢が足りない、会社への裏切りと感じるようです。

また「もったいない」と言う裏側には、

・自分がそこで働き続けなければならなかった
・他の仕事を選べなかった

そういったことへの嫉妬もあるかもしれません。

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信金を辞めるのがもったいないのは大ウソ?

信用金庫を辞めるはもったいないことではありません。

その理由をさらに掘り下げます。

一度も転職経験がない人が言っている

転職したことがない人は、転職に対して

・なんか大変そう
・不安定
・無理なんじゃない?

というイメージだけで、言っていることもあります。

信金の現状や、現在の転職市場を把握せずに話しているので、説得力に欠けます。

では「転職失敗するかもよ」と言われたときはどうすれば良いのでしょう。

大事なのは、

・「失敗するかも」で思考を止めてしまわない
・失敗しないためにどうすればいいのか考える
・そのために情報収集する

という受け止め方をするころです。

今は転職サービスも充実しています。

転職の知識やスキルを豊富にもったアドバイザーもいます。

自分が求めれば、高品質な情報やノウハウはすぐ手が届くようになっていますよ。

信金から転職した人の体験談もたくさんあります。

様々なケースをぜひ参考にしてください。

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親世代の50代60代は終身雇用が当たり前だった

昔は、1つの会社で長く働き、定年まで勤めあげるのが当たり前の時代でした。

好景気で頑張れば頑張るほど会社の業績は上がり、給与も上がりました。

つらいことでも、我慢して長く会社にいれば、年功序列で昇級することができました。

親世代はこのような自分の成功体験から、すっと同じ会社で働くのが良いと考えています。

しかし、今はもう昭和でも平成でもありません。

景気の停滞で企業の体力は減る一方。

経費削減をどんどん進めています。

・リストラ
・早期退職
・役席定年の引き下げ

といったキーワードを耳にすることが多くなりました。

会社も終身雇用で従業員の面倒を一生見るという考えは薄れてきています。

企業の寿命はどんどん短くなっている

創業100年を超える会社は日本全国の企業のたった2%しかありません。

参考:帝国データバンクの数字で見る日本企業のトリビア|株式会社 帝国データバンク[TDB]

どんなに大きな会社でも、明日存続しているとはかぎらないんです。

今は、人生100年時代。

年金の支給時期の繰り下げや老後資金の不安から、働く人の勤続年数もどんどん長くなっています。

企業より自分の方が長生き!ということもあるでしょう。

働いている間に会社がなくなる、合併や統合をふくめると可能性は十分にあります。

会社が人生を何とかしてくれる時代は終わりつつあります。

これからは自分でキャリアをデザインし、自ら最適な職場を選んでいくことが求められています。

一度や二度の転職は当たり前。

どんどん転職できる人が、優秀な人という認識になりつつあるのです。

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信金を辞めた方がいい理由

将来性がないから

地域経済の衰退やネット銀行による代替など、信金が選ばれる理由が減ってきました。

生き残りをかけて信用金庫同士の合併や統合も増えています。

雑誌でも「あぶない地銀、信金」など特集が取り上げられています。

他の金融機関が次々と新しい施策を出すなかで、競争も激化しています。

ところが、実際の支店では

・手続きは対面のまま
・事務処理は紙ベースのアナログ作業
・気合と根性のお願い営業

と昔の運営スタイルのまま。

ノウハウも頭打ち感があります。

また、役席の数は経費削減でどんどん減っています。

それでいて、業務量は減っていません。

役席になれない、なれても激務でストレスだらけという将来が待っています。

信金のスキルや経験は転職に有利だから

信用金庫で身につくスキル。

実は、他の会社でも使えるものがたくさんあります。

例えば、

・数字に強い
・数字を使った説明ができる
・事務能力が高い
・複雑な交渉が得意

など

これらはどんな会社でも必要とされています。

転職の際にしっかりアピールすれば、採用企業からの評価も高いです。

さらに一般的に金融機関経験者に対しては、礼儀正しい・誠実・勉強熱心などという印象をもっています。

このような「良いイメージ」を活用できる点も信金経験者の強みです。

また、同じ金融業界への転職は、金融機関経験者が優遇されます。

より収入の良い、同業種を選ぶこともできます。

信金に長くいればほど、転職しづらくなるから

信金での経験が評価される一方で、長く勤めすぎると反対に転職は難しくなります。

なぜなら、信金特有のスキルを極めたところで、他の企業で通用しないからです。

信金は独自のシステムやルールが多く、他で活用できる場面がありません。

今即戦力とされているのは、ITやマーケティングなどです。

それらは残念ながら、信金で知識を得る機会は極めて少ないです。

信金の文化に最適化されすぎると、採用側からかえって使いにくいと言われてしまうことも。

転職は、信金の文化に染まりすぎていない若いうちにするのがおすすめ。

自分はもう若くない、とあきらめた方。

今この瞬間が自分にとって一番若いですよ。

無駄に時間をすごすより、まず行動を起こしてみましょう。

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信金を辞めるのはもったいない、まとめ

周りの「もったいない」は気にしなくてもいい

みんなが言う「辞めるのはもったいない」というのは

・なんとなくイメージで言っている
・昔の価値観で言っている
・転職経験がないから言っている

というものです。

どれも自分の感覚で、言っているだけなんです。

絶対的なものではないので、そっと無視しておきましょう。

言われた言葉通りにしたからといって、誰も責任は取ってくれません。

信金の現状は外側からは見えづらいもの。

今の信金の実情を知っているあなたが一番よく分かっています。

信金のしんどさはそこで働いている人でないとわかりません。

自分の感覚が一番信頼できるはずです。

自分で「もったいない」と思っているなら

信金で働いている人は、勉強や部活を人並み以上に頑張ってきた人が多いです。

信金を辞めたいと思っても「こんなにやってきたのに」「努力して入ったのに」というという気持ちもあるはず。

自分自身でもったいないと感じる気持ち、わかります!

でもプライドは捨てて、今の自分の違和感を大事に行動するのがベストです。

今は変化が激しい時代です。信用金庫の肩書だって今後どう評価されるのかわかりません。

我慢して待っているだけでは、会社はあなたに何の付加価値を与えてくれません。

その場の状況で最適な選択ができて行動できる人が、これからの時代活躍できます。

これからは自分の実現したいことに応じて、転職もどんどんしていく時代です。

転職エージェントの登録がおすすめ

とくに初めての転職は不安に感じることが多いもの。

「私でも転職できるのかな?」
「他社に誇れるような職務経歴なんて、自分にはない気がする」

そんなときは、転職エージェントの力を借りるのがスムーズです。

エージェントには金融の転職市場に詳しいアドバイザーも在籍しています。

迷っている状態でも、とりあえず相談するだけ、どんな求人があるかだけでも利用できます。

転職エージェントによって得意分野や特性はさまざま。

いくつか登録し比べてみて、自分にあったエージェントに絞るのがおすすめです。

辞めたい気持ちを行動に移す。

まずはその第一歩を今日からはじめてみましょう。

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