「高知銀行を辞めたい」
「一般職って激務なのに給料低すぎ」
「地方での銀行員転職って可能なの？」
今回は、そんなあなたのためのインタビュー記事をご用意しました。
高知銀行から研修サービス業へ転職した広野さん（仮名）からいただいた体験談です。
広野さん プロフィール
・28歳 女性
・大学を卒業後、新卒で高知銀行へ入行
・テラー 預かり資産営業を経験
・２年前に研修サービス業へ転職
・高知でそこそこ給料がいいのは銀行か公務員のみ
・支店独自ルールが多くて役席同士言ってることが違う！
・ノルマ達成でも未達でも給料は変わらない
・銀行のイメージの良さは抜群、地方転職に成功
高知銀行といえば、地元密着の歴史ある地方銀行です。
そんな優良地銀を退職した理由と今のお仕事についてお伺いしました。
特に「業務量や内容が給料に見合っていない」と感じているあなたは、共感必須の記事ですよ。
最後までお読みいただければ、地銀を取り巻くモヤモヤから抜け出し、これから進むべき道が見えてきます。
＜この記事をまとめた人＞
・年齢：30代後半 関西在住
・地元でリテール（個人営業）として奮闘中
・毎月１万人以上が訪問する転職メディアを運営
・200人以上の転職相談にのった経験アリ
もくじ
高知銀行を辞めたい、入行した理由
親から銀行か公務員を希望される
こうぎん（高知銀行）は身近な金融機関でした。
生まれ育った地元の発展に貢献できる仕事だと思い選びました。
また、高知県では銀行員か公務員でないと給料が低く、ある程度の生活ができません。
親からどちらかの選択をするようにと言われており、入行しました。
福利厚生は手厚い
福利厚生では、予防接種代や資格試験代を出してもらえます。
健康診断など基本的ところも、しっかりと整っていました。
また、休暇に関しても、年10日は必ず休めるので、リフレッシュができ頑張れました。
仕事のスキルが日常生活でも役立つ
仕事面では、1年目から営業について積極的に指導してもらえました。
並行してテラーや後方事務の仕事を覚えていました。
大変でしたが日々成長していると感じられる毎日でした。
相続や投資信託、保険など社会人として知っておきたい知識を若いうちから身につけられたのは、とても良かったです。
高知銀行を辞めたい、メインの理由
ノルマのきつさと業務量の多さ
営業の数字が取りづらい支店だとノルマがきつく感じで辛いです。
逆に営業の数字を取りやすい支店を経験したこともあります。
そこはそこで他の業務量が多すぎました。
残業しても一向に手元の仕事がなくなることはなく辛かったです。
支店によって独自のルールがある
不思議と支店や役席によって、独自のやり方やルールがあります。
異動した際は、とてもストレスです。
銀行全体でのルールがあるのに、なぜ支店でルールの解釈がこんなに違うのかとよく思いました。
別々の役席から1つの仕事に対して、正反対の指導が入ることもありますね。
統一感がなさすぎます。
こうぎんは思ったよりも低給料
加えて、数字を取ろうが取らまいが、仕事ができようができまいが同じ給料です。
私は営業ノルマがありましたが、一般職ということで給与は安かったです。
周りが思っているよりも全然給料はもらえません。
実家暮らしでないと生きていけないくらい低いです。
給料は上がる気配はないのに、人はどんどん辞めるので仕事量が増えるだけです。
高知銀行を辞めたい、ノルマがきつい
項目が多すぎて状況把握できない
獲得科目は、クレジットカード、積立、積立投信、投資信託、保険、インターネットバンキング契約、住宅ローン、個人ローン、融資残高、新規法人契約、新規投資制商品契約、ほけんの窓口トスアップ、外貨定期預金、仕組債、私募債など挙げればキリがありません。
進捗発表が頻繁すぎる
進歩確認については、
・週に1度数字を発表する
・毎日朝礼で昨日獲得したものと期中合計を発表する
・定期的に声がけをして確認する
がありました。
基本的に詰めや吊し上げは、なかったです。
行動さえしていれば何とかはなった
営業チームのときは、よくお互いにおすすめの商品や特性を教え合い、みんなで頑張るという体制が取れていました。
もともと数字の取りづらい支店だったので、行動さえしていれば、詰められることはありませんでした。
テラーと営業を並行していた際も、来客時に獲得につなげたり、上席が積極的に大口先を振ってくれました。
振られた先にアプローチしていれば、それなりに数字が取れました。
高知銀行を辞めたい、将来性
合併するにしても有利な条件で
こうぎんは四国の第一銀行の中では、1番出遅れていると思います。
収益面でも、業務提携をすることが増えてきています。
いずれ地方銀行が減っていくことを考えれば、できるだけ業績を保ちいい条件で合併をする必要があります。
そのため他の四国の銀行よりも、業績を上げるのに必死なのだと思います。
コロナ禍で観光収益が減少
地域経済の状況としては、なかなか厳しいところもある気がします。
とくにコロナ禍となってからは、県外からの観光客が激減しました。
観光収益がない分、厳しい企業も多いとは思います。
地銀ファンも一手数いる
ただ、高知県民にとっては地方銀行として、信頼をおいて下さっている顧客も多いです。
地域の特性を知っているからこそ、相談しやすいという人も多くいると思います。
なので、将来性は不安ではありますが、なんだかんだ必要性はあるとは思います。
参考：高知銀行公式サイト
高知銀行を辞めたい、女性は活躍できるのか？
部長や支店長クラスの女性も多い
女性の管理職の割合は、多いと思います。
30代前半で役職に就く人もいますし、部長、支店長クラスにも女性がいます。
育休産休も気兼ねなく取りやすく、妊娠中のつわりがひどい人も、フォローしてもらえる体制があります。
周りがフォローする体制が整っている
年休の取りやすさに関しても、年10日は必ず取れます。
お子さんの体調が悪い場合、突然の休みも取れます。
体調が悪いとき、病院に行かせてもらえたり、周りが心配してくれるような人が多かったです。
支店の女性同士助け合っている
私の周りでは、とても女性には働きやすい環境が整っていだと思います。
お子さんがいる人に対しては、みんなお互い様という考えを持っていました。
女性同士助け合いの精神で、働けていると思います。
高知銀行を辞めたい、どんな転職先があるの？
退職し、今は研修サービスの総務職
今私は、研修サービスを運営している会社の総務として働いています。
銀行員＝真面目で事務を的確にこなすというイメージがあったそうです。
それで積極的に採用してくれたとのことでした。
銀行経験は、転職活動で有利に働くことが多いですよ。
銀行経験があれば選択肢は広い
転職活動では、他にもネット銀行や投資銀行、プライベートバンクを運営している会社などの事務職を受けました。
これらは、銀行での知識があるため、それを活かして仕事ができるためでした。
銀行員でも視野を広げると意外と様々な仕事があるものです。
周りで転職している人の中には、起業した人や実家を継いだ人、公務員になった人がいます。
今後ますますのご活躍を祈念しております。
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高知銀行を辞めたい人におすすめの転職サービス
それでは広野さんのお話をもとに、高知銀行や地方銀行を辞めたい人におすすめの転職サービスをご紹介しておきます。
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